No.19 摂食嚥下障害認定看護師
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名前
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青山 寿昭 (アオヤマ ヒサアキ)
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摂食嚥下障害認定看護師 になった年
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平成18年7月
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所属
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愛知県がんセンター 中央病院
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摂食嚥下障害認定看護師を目指した理由
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世の中には、経口摂取できる機能を持ちながら、口から食べていない人がいます。
これは自分が認定課程に通っているときに習いました。でも恥ずかしながら、
僕が摂食・嚥下障害看護認定看護師を目指した本当の理由ではありません。
もちろん、食べることができるようになったときの喜びはあります。
自分は男なので、結婚退職などは選択できませんでした。仕事はそんなに好きではないし、
本当は遊んでくらせたら幸せだと思います。キャリアアップや向上心なんて考えはありませんでした。
しかし、ある時考えました、「人生で仕事をしている時間はどれくらいだろう?」。
下手すると睡眠時間よりも長いのです。その時間をどのように過ごすかで、人の人生は大きく変わっていくと感じました。
そんなときに嚥下障害と出会いました。近くに嚥下に詳しい先生がいたこともあり、6年間病棟で取り組みました。
その後、摂食・嚥下障害認定看護師を愛知県で立ち上げると聞き、受験を決めました。
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今後の目標
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今までは学会やセミナーなど、病院関係者との関わりでした。認定看護師になり、講演をする機会が増えました。
介護職や一般の老人との関わりが増え、在宅や施設でのニードの高さに驚かされます。
病院には医師・看護師・ST・PT・OT・歯科医・歯科衛生士・栄養士など摂食・嚥下障害に関わる様々な職種がいます。
では、その中でどの職種が一番地域に接点があるのか考えてみました。やはり、医師・看護師ではないかと思うのです。
その中で摂食・嚥下の専門知識を持つ、摂食・嚥下障害看護認定看護師が一番在宅や施設への働きかけを行える職種であると感じています。
本当に困っている人達は病院よりも、在宅や施設の人達ほうが圧倒的に多いことを実感しています。
今後は在宅や施設のレベルアップに取り組んでいきたいと思っています。
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透析療養指導看護師を目指す方へのメッセージ
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病院で摂食・嚥下障害への取り組みを活発に行えている病院は少ないのが現状です。
病院で活動する上で、仲間が少なく、寂しくなることもあります。でも、食事にこだわる患者さんが多いのは事実です。
食事を摂取できるようになった時の患者さんの顔を見たときの気持ちは、それを忘れさせてくれます。
摂食・嚥下障害は、まだまだ理解されている分野とは言えません。
どの施設も仲間を増やしていくことから始めなければなりませんが、食事を待っている患者さんのために頑張りましょう。
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摂食嚥下看護やその他の活動に関するお写真があればご紹介ください。
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写真1:病棟での直接訓練
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写真2:講演活動
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写真3:ソフト食の試食品
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摂食嚥下障害もしくは、ご趣味でも結構です。おススメの本を2〜3冊ご紹介ください。
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@初めて嚥下障害を勉強した本
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A認定課程終了後、一番使用した本
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B認定課程の受験勉強をした本
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【編集後記】
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「口から物を食べる」ということがいかに大事かを再認識しました。食べられなくなることで、
精神的にも身体的にも大きな弊害があります。失われた機能を取り戻し、人間として再びあるべき姿に戻れるよう我々は
努力をしなければいけないし、また多くの方法があることに気がつきました。まだまだ認知度が低いといいますが、
青山さんの活躍で徐々に浸透することと思います。これからも頑張ってください。 【青柳】
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☆ 次は 宇佐美 康子 様をご紹介 ☆
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