No.7 ACLSプロバイダー
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名前
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梅原 大幸< (ウメハラ ヒロユキ)
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ACLSプロバイダー になった年
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平成17年6月
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所属
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茨城県厚生農業協同組合連合会
なめがた地域総合病院 救命救急センター ICU
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ACLSプロバイダーを目指した理由
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私が救命に興味を持ったのは看護学生の頃、資格も知識も無いのにいざ救急の現場に遭遇した時、何が自分には
出来るかと考えたことがきっかけで、当時は日本赤十字社の救急法救急員コースを受講し心肺蘇生法を学びました。
看護師になってからも救急の現場に遭遇することは多く、救命救急センターの看護師としてガイドラインに沿った救命
処置の学びを深めたいと思い、トレーニングサイト所属の医師に勧められたこともあって、AHAのACLSコースを受講
しました。また、救急の現場でいかに迅速な行動が冷静にとれるか、知識を深めたかったことも理由のひとつです。
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今後の目標
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私は現在、院内でCPRワーキンググループの発起人として、BLS(一次救命処置)を広げようと活動しています。
今後は鹿行地域の救命率向上を目標に、院内スタッフはもちろんのこと周辺の介護施設や一般市民へBLS講習会な
どを積極的に実施していきたいと考えています。また、茨城ACLS協会のBLSインストラクターとしてCPR普及活動を
していきたいと考えています。また、今後看護教員を目指しているため、学生指導の中でBLSやACLSの教育が急性
期看護の講義で組み入れられたらと考えています。
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ACLSプロバイダーを目指す方へのメッセージ
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私がACLSプロバイダーになった後、院内でCPR(心肺蘇生)時、次に何をしていいのかが理解出来ているため、
処置がスムーズに行えるようになりました。なによりも自分に自信がつきました。プライマリーABCDサーベイとセカン
ダリーABCDサーベイを理解していることで、医師との連携、薬剤投与も迅速に対応出来、他の看護スタッフへも蘇生
チームのリーダーとして指示をしたりすることが出来るようになりました。しかし、ACLSも大切ですが、BLSをしっかり
理解しておくことが必要です。
今後ACLSプロバイダーを目指しているのなら、まずBLSをしっかりと理解してください。また、ACLSプロバイダーと
なるためには、BLSヘルスケアプロバイダーであることが最低条件になります。受講は各都道府県のトレーニングサイ
トでコースを実施しています。専門的な勉強(薬理学や病理学、心電図の読影など)もするので、看護師には少々きつい
かもしれませんが、頑張ってください。
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ACLSやその他の活動に関するお写真があればご紹介ください。
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今年CPRワーキンググループを当院に設立し、院内BLSの普及活動をしています。その時の様子です。
AHAガイドライン2005に準拠したBLSコースを毎月1〜2回実施しています。
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【編集後記】
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大事だと感じることは、日常の看護業務の中で多々あると思います。そして自分で実践し、理解して他のものに伝え
ていくというのは、行ったものしかわからない苦労があると思います。梅原様はそれを積極的に行っているわけで確実
に自身の成長につなげられているようですね。今後の活躍を楽しみにしております。【青柳】
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☆ 次は 橋本 真由美 様をご紹介 ☆
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