看護どっと合言葉  > リレーエッセイ  > No.8 ACLSプロバイダー 橋本 真由美
皆さん、それぞれの思い、そしてプライドをもってそれぞれの看護を
実践されていることと思います。
第一線で活躍するエキスパートにご登場いただき、その思いのたけを
ぶつけていただきます。
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No.8 ACLSプロバイダー
名前
橋本 真由美 (ハシモト マユミ)
ACLSプロバイダー になった年
平成18年5月
所属
なめがた地域総合病院 救命救急センター ICU
ACLSプロバイダーを目指した理由
 現在の病院に就職したときには、11年のブランクがありました。当初外来所属で、午後と当直時には救急外来での 仕事もあります。なんとか仕事をこなし日々が過ぎていく中、当院教育委員会主催のACLS講習(2時間程度)に出席 しましたが、いつもしていることが出来ず、またエビデンスに沿っていないことを知りとてもショックでした。これを機に しっかり勉強しようと、まずICLSを受講しました。その後ブランクが少しでも埋まること、スムーズな処置が行えるよう にICLSへのスタッフ参加を続け、インストラクターとなりました。他人に教える立場になり、より深い知識が必要になっ たこと、また自分のブラッシュアップのためにACLSを受講しました。
今後の目標
 前出の梅原さんとともに院内でのCPRワーキンググループに参加させてもらっています。ここでは基本となるBLSを、 多くの人が確実に行えるようになることを目標に活動を広げていきたいと考えています。
 個人的にはICLSへの参加を続けていくこと、BLSもインストラクターを目指していこうと思っています。 また、外傷等自分に足りないところを学習していこうと考えています。
ACLSプロバイダーを目指す方へのメッセージ
 ガイドラインに沿った救命処置を学ぶことで、エビデンスのある処置が出来るようになり、またそれを理解していること で、介助がスムーズになり自信を持って仕事が出来ると思います。
 私は、受講したことによりごちゃごちゃになっていた心電図がすっきりし、一緒に受講したグループの方々と情報交換 が出来たりと、とても有意義な2日間でした。
 受講により、本の中だけではないものが得られると思います。自分に出会う患者さんのため、自分のために、楽しく受講してください。
【編集後記】
 自分の弱点を見つけ行動に移し、そして現在はそれを広める活動をしていらっしゃる。すばらしいですね。 なかなかできることではないと思います。BLSからACLSへの流れがスムースに行くことは、チーム医療にとって非常に 重要な要素です。今後も、その必要性を広く広めていってください。【青柳】
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