看護どっと合言葉  > リレーエッセイ  > No.15 呼吸療法認定士 青柳 智和
皆さん、それぞれの思い、そしてプライドをもってそれぞれの看護を
実践されていることと思います。
第一線で活躍するエキスパートにご登場いただき、その思いのたけを
ぶつけていただきます。
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No.15 呼吸療法認定士
名前
青柳 智和 (アオヤギ トモカズ)
呼吸療法認定士 になった年
平成13年1月
所属
水戸済生会総合病院 救命センター
呼吸療法認定士を目指した理由
 もともとは、循環器が好きでした。それで心臓血管外科病棟を希望し看護をしていましたが、外科的治療と薬物療法 の限界を感じました。つまり、心臓はある程度回復するのですが呼吸でトラブルことが少なくない。 患者さんのそばにいる時間が一番長い私たち看護師がもっと呼吸に興味を持てば、もしかしたら患者さんを助けられ るかもしれないと思ったのが最初のきっかけです。
今後の目標
 現在は、心臓血管外科病棟、手術室、循環器内科病棟を経て救命センターに異動になりました。 新しくできた救命センターであり、私を含めスタッフのレベルもまだまだ発展途上です。全てのフタッフが呼吸療法を 自信を持ってできるように関わっていきたいと考えています。
呼吸療法認定士を目指す方へのメッセージ
 合格率が60%前後ですから、決して簡単な試験ではありません。 しかし、学習期間を十分にもち計画的に進めれば必ず合格できると思います。 最大の難関は、受験資格を得ることです。なにせ4月中旬で定員の3000人枠が埋まってしまうとのことです。 3月前に必要書類を全て揃え、3月31日に投函しましょう。それくらいの気合が必要です。 で、認定講習の資格を得たら、その時点で勉強を始めましょう。解剖や生理は、一般の参考書で十分です。 そして、7月中旬に認定試験のためのテキストが送られてきますのでわからないところを飛ばして読み進めましょう。 で、8月末の認定講習では、自分の苦手なところを中心に講義を聴きましょう。
 ここからは、気合です。 11月末の試験まで徹底的に本を読み、わからないところをやっつけましょう。 試験も年々難しくなっているとも聞きますがあくまでも落とすための試験ではないのでしっかり学習すればできるはず です。頑張ってください。
呼吸療法やその他の活動に関するお写真があればご紹介ください。

↑ Squeezingをしているところです。この患者さんは同い年でしたがすぐに無気肺になってしまう方でした。
BIPAPモードとSqueezingで良くなった忘れられない症例です。

↑Squeezingしながら聴診しています。慣れると面白いですよ。
呼吸療法でも、何でもかまいません。お気に入りの本をご紹介ください。

この本は、わかりやすい。
心電図に行き詰まったら
読んでみて下さい。

中田さんには、たくさんの勇気を
もらいました。背中押して欲しい
人、おススメです。

ずいぶん変わった考え方だと
思います。でも、私は実践する
ようにしています。
【編集後記】
 
☆ 次は 飛田 和也 様をご紹介 ☆
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