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<学会・イベント訪問記>

第60回 済生会学会
歴史と伝統のもと・済生会の飛躍
訪問日 2007年10月14日
恩賜財団済生会は、東京に本部、41都道府県に支部を置いて活動しており、社会福祉法人として、また公的医療機関として、病院、介護老人保健施設、老人・児童福祉施設、訪問看護ステーションなど、350余の施設で約3万9,900人の職員が保健・医療・福祉活動に取り組んでいる。入院・外来の患者数は年間延べ1,980万人、入所・通所などの施設利用者は延べ445万人に達している巨大な組織だ。年に一回行われる学会・総会が今年は、埼玉県川口市で開かれた。医療・福祉機関など多岐にわたった発表を聴講することができ、他の学会とは雰囲気が異なる。また、済生会同士で共同研究を行っているため多施設で研究を進められるのも大きな特徴であろう。今年は、初めてデジタルポスターセッションを採用した。済生会の職員で無い限り見ることが出来ない学会風景を取材して来ましたのでご覧ください。
【一般演題】














【編集後記】
デジタルポスターセッションというものをはじめて経験しました。メリットは、「ポスター」をもっていかなくてよい点があります。確かに、A3のポスター6枚とか8枚とかもって行くのは気を使って結構大変でした。今回は、事前にインターネットでアップロードすることができ非常に便利でした。ただ、問題もあります。ポスターセッションのよい所は、一定期間「掲示」できるので自分のペースで回って学ぶことができます。今回は、発表6分質疑2分しか公になる時間が無く、人が集中しますので思ったほど情報の収集は出来ませんでした。じっくり回りたい人には向きませんね。ただ、写真などは映りもよくプレゼンテーションとしてはよかったと思います。会場が狭く他のセッションの声が聞こえてきてしまったのは残念ですね。まあ、時代の流れでしょう。今回は、私も発表させていただきました。ポスターセッションは、聴衆との距離が近いので大好きです。
あおやぎ