carenet




<学会・イベント訪問記>

茨城県常陸太田市 健康祭り
訪問日 2007年11月4日
茨城県北部の常陸太田市で市民対象の健康祭りが実施された。昨年度は、メタボリックシンドロームついて企画したところ、非常に好評で今年度は、やはり多くの病気を予防することが期待できる「禁煙」をテーマとして11月4日(日)に開催された。今回は、市民の禁煙相談を受け持ったいばらき喫煙対策ネットとその事務局長である天貝賢二医師の講演の様子を取材してきました。
【会場風景】
≪禁煙相談コーナー≫
喫煙の害や禁煙の方法などをパネルにして「禁煙」を通行人にアピール!足を止めて話を聞いて頂くと「本当はタバコをやめたかったんです」と真剣に相談をする人がたくさんいました。本当はみんな、禁煙したかったようで今回の催しが良い機会となったようです。


いばらき喫煙対策ネットとは、茨城県内の医療従事者や学校関係者などで構成される喫煙対策を活動内容とした有志のメンバーで約100名が在籍する。日常の業務のかたわら、休日を利用して禁煙支援や健康相談、キャンペーンなどを行っている。施設の垣根を越えて横断的に活躍するみなさんのチームワークは抜群、参加者も満足の相談内容だったようです。感謝ですね。
≪健康祭りならではの風景≫

おおかみさんもニコチン依存症で困っているとか!?
≪呼気中一酸化炭素測定≫

「ええ!こんなに高いの?」とびっくり。やめる気はなかったけど少し考えて見ますと。
興味をもってもらえたら、専門家がわかりやすく説明、参加者の中には、「今日から禁煙」と決意する人も!
タバコの害をパネルでわかりやすく紹介。
市民の健康祭りらしく、子供も退屈しない仕掛けがたくさん。風船やポップコーンの無料配布、試食コーナーは大人気でした。
≪特別講演≫
茨城県立中央病院 内科/禁煙外来
天貝賢二医師

「今日はこの講演を聴きに来たんだ」と会場は満員、タバコを吸う方は当然、「自分が吸わなくても他人のタバコの煙が心配」とそれぞれ興味を持って足を運んだようだ。講演は、写真や動画をふんだんに使用してタバコの害はもちろん、社会的な側面をわかりやすく紹介されていた。タバコ問題の専門家の話を聞く機会は決して多くは無い。市民にとって貴重な機会だった。
≪いばらき喫煙対策ネットの皆さん≫