<学会・イベント訪問記>
第4回 日本循環器看護学会 学術集会 |
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訪問日 2007年11月17日 | ||
循環器看護の未来を拓く -患者満足へのあくなき挑戦- |
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![]() 循環器看護の未来を拓く ~侵襲に対する生体反応との出会いから思う~ 道又氏は、看護師になる前は形成外科の研究を手伝う仕事をしていたと自己紹介がありました。全身熱傷における激しい生体反応を目の当たりにし、看護師を志し、東京女子医大のICUなどで修行を積む。クリティカルケアに本気で関わる中で様々な疑問に出会い、その疑問を一つ一つ解消し、侵襲を中心とした道又氏の知識体系が確立してくる。会長講演は、一看護師であるわたしには、少し難しく感じる部分もあった。しかしながら、様々な切り口から紹介していただけた生体反応の話は、臨床の看護師にとって必要な知識であることを再認識させられた。以前、気道管理の話を聞かせていただく機会があった。そのときの話も非常にわかりやすく面白かった。もし、先生の話を聞く機会がありましたらぜひ聞かれてください。 →道又氏の著書 |
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【講師・演者の皆様をちょっとだけご紹介】
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【シンポジウム風景】
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() しゃがむのは、より大きく跳ぶために・・・凹むのは、より大きな器となるために・・・頑張っていきましょう。 |
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【学会風景】
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![]() ゆりかもめから東京湾やレインボーブリッジ、フジテレビ社屋などを眺めつつ、特徴ある造形の東京ビックサイトに行ってきました。未来へと開発の進む湾岸地域を見ていると自分がいかにちっぽけなのかを感じますね。天候にも恵まれよい観光になりました。ちょっと遠いですけどね・・・。 |
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![]() ただ、残念なこともありました。右の写真の上のほうに喫煙所を示すマークもあり、広々とした喫煙所も館内にありました。さすがに循環器看護学会の会場は禁煙になっていましたが参加者が喫煙所に入っていくのは見ていて心が痛みました。まあ、過渡期なのでしょう・・・。 |
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【編集後記】
私は、准看護学生のときに「循環器疾患」が苦手だった。はっきり言って体循環・肺循環も理解しないままどうにか進級したのを覚えている。しかし、祖父が心筋梗塞になったことをきっかけに循環器に興味をもち、その後、循環器病棟、手術室、ICUで勤務することになった。呼吸療法士の取得や禁煙支援などにも大きな影響をもたらした。循環器看護は面白い。今回、そのことを改めて感じた。循環器領域に必要とする知識は幅が広い。しかし、世の中のエキスパート達はそれを克服し、進化させ、今回のメインテーマである「患者満足へのあくなき挑戦」つまり、助けるだけではなくいかに患者さんに「満足していただくか?」を目標にするまでに成長した。まだまだ手探りの部分はあるだろう。しかし、循環器看護の目標を「患者満足」とすることは、コンセプトが明確になっている。今回は、お世辞にも満席とは言えず空席が目立った。しかしながら、この学会は近い将来、必ず新人からベテランの看護師が押し寄せるだろう。聞きたい演題が多く、全てに参加できなかったのが非常に残念でした。また、参加させていただきます。
あおやぎ
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