<学会・イベント訪問記>
第4回 心臓血管ウエットラボ | |
【ブース1】心臓の解剖 インストラクターが無菌豚の心臓を切って説明、参加者が実際に触って理解。 右冠尖、左冠尖、バルサルバ洞・・・教科書でしか聞いたことの無かった言葉が初めて理解できました。 弁は思ったより薄かった。腱索(けんさく)は思ったより硬かった・・・感動です。 |
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【ブース2】PCI 参加者が実際に冠動脈にカテーテルを挿入してバルンを膨らましステントを挿入。 バルン拡張中は冠動脈に血液が流れていないことを肌で体験・・・これは貴重な経験だったと思います。 |
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【ブース3】ステントグラフト 素手では絶対に触れないステントグラフト、触ってきました。思ったりしなやか・・・なれど折れない・・・絶妙な金属のメッシュ構造。これが入っているのかとこれまた感動。 |
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【ブース4】CABG 外科医によるデモストレーション。そして、本物のブタの心臓の冠動脈に練習用の血管を吻合。慣れない手つきで震えながら針糸を操作してました。 予想以上に難しい作業なんですねぇ。 |
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【ブース5】弁置換術 こちらも貴重な経験だったかと思います。大動脈や弁輪を観察した後、本物の人工弁をいざ逢着。 これは難しい! |
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【ブース6】アブレーション 鳥のささみをアブレーション。不整脈の病態からアブレーションの実際を詳しく解説。通常はカテーテルなので「影」しか見えない。心臓をこのように焼いていたのですね! |
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【ブース7】病理 腹部大動脈に粥腫(じゅくしゅ)があっても、頸動脈は意外にきれい! 動脈硬化は必ずしも均一に発生するわけはないと初めて知りました。そして、よく言う心肥大・・・ほんとにでけぇ。これはびっくりです。 |
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【ブース8】IABP/PCPS 業者さんによる詳しい解説。なかなか聞く機会がありません。参加者さんも普段の疑問を解消すべくたくさん質問されてました。それぞれのプロフェッショナルに会えるのもこのセミナーの魅力です。 |
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【ブース9】心エコー 実際の被験者の画像を循環器内科医が解説。なんとなくしかわからなかったエコーがちょっと教えてもらうだけでみなさん、納得の表情に・・・だって、誰も教えてくれなかったですもんね。ダコつぼ型心筋症・・・うん、まさにタコつぼでした! |
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← 写真は発起人の近森病院ハートセンター 心臓血管外科部長 入江博之医師 高知県をはじめ、全国の医療従事者200名を受け入れる。医師のためのウエットラボは存在するがコメディカルを対象としたウエットラボは聞いたことが無い。我々看護師は、確かに実際に心臓の手術をするわけではないし、カテーテルを入れるわけではない。 しかし、心臓がどうなっているのか、手術っていったいどうなっているのか・・・知らなくいていいわけではない。杉田玄白だって最初は病理解剖から入って、蘭学を学んで知識を得たに違いない。 「勉強=本を読む」ということに大いに疑問を感じてしまった。本当に楽しかった。 「コメディカルにこのような機会を下さりありがとうございます」と伝え、返ってきたのが次の言葉 「こうしないとチームがつくれない」 カッコいいです! |
主催 近森会近森病院
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