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<看護師~ひと~>  インタビュー&お仕事紹介



ページ上段
堀 香奈さん


ページ下段
高藤 智美さん
堀 香奈さん
訪問日 平成20年12月4日

看護師として10年のキャリアがあり、もともと総合病院で脳神経外科病棟にて勤務されていた。 結婚を期に退職するものの、脳神経外科の看護師としての専門性を磨くべく、聖麗メモリアル病院に就職。 現在は、人柄を買われ、学生やスタッフの指導的立場として集中治療室に勤務する。 5歳、3歳、1歳の3人の子供を育てながらのスーパーナースで、後輩はもちろん、上司からの信頼も厚い。




«堀 香奈さんにインタビュー»
q
看護師としての目標を教えてください。
a
だれかの目標となれるような看護師になることが目標です。あとは、患者さんが安全であることは当然、安心して入院できる環境を提供できる看護師になりたいです。
q
やりがいは何でしょうか?
a
脳神経外科は、全身管理の勉強になりますね。今所属しているのは、集中治療室なので、手術直後は、頭部を中心に全身管理は必要になりますし、救急車で搬送されてきてそのまま入院になる場合も、たとえば、麻痺も進行や回復を見ることができます。医療が発達したといっても麻痺が残ってしまう患者さんも少なからずおられます。麻痺の原因は、脳神経でも症状は全身に出ます。その観察と、後遺症が残ってしまった場合に自分が何かをしてあげられることが今のやりがいにつながっています。
q
大変なことはありますか?
a
病院で大変だと思うことはありません。子供が三人いるので仕事との両立がおろそかになってしまうのではないかと心配だった時もあります。でも、家族と職場、双方の理解があり、今は充実した毎日を過ごしています。休日は、完全に子供優先で子供との時間を大切にしています。
q
好きな音楽はなんですか?
a
ミスチルです♪
q
10年後は、何をしていますか?
a
新人教育のシステムつくりに関わっていると思います。「メモリアル病院に入ってよかった」と思えるような、そして、みんなが目標を持てるような教育システムを作っていきたいと思います。
高藤 智美さん
訪問日 平成20年12月4日

メモリアル病院にきて6年目という高藤さん。 もともとは鹿児島県で働いていて脳神経外科看護に興味を持ち、専門性を磨くために就職を決めたという。 最初は、集中治療室に所属していたが、自分が成長する過程で手術中の看護に興味が出て、志願して手術室へ異動。 また、自分が覚えたことを後輩に伝えることが徐々にできるようになってきて、今は仕事が楽しくてしょうがないという。


【わかってくると楽しい】
手術室にあるモニターで患者さんのCTを確認することができる。 こちらの写真は、前回の手術を振り返っているシーンで先輩に助言をいただいたり、後輩に自分の経験をフィードバックしていた。 後輩に対しては、「しかるだけでは駄目で、一日一つは褒めるように心掛けている」「次の日に出てきやすい環境作り」が目標という。素晴らしいですね。
«高藤 智美さんにインタビュー»
q
看護師としての目標を教えてください。
a
病院は、患者さんを治療するのは当たり前で今は、医療従事者の教育機関としても力を発揮する段階に来ていると感じます。この病院にきていろいろと多くのことを学びました。なので、臨床実習指導者となって自分の知識や経験を他人にフィードバックすることで病院や看護学生に対して貢献できる看護師になりたいです。
q
好きな音楽はなんですか?
a
ミスチルです♪ 映画もよく見るのですが、最近はホラー映画になぜかはまっています(^^)
q
10年後は、何をしていますか?
a
目標を達成できているといいですね。
この日も緊急手術があり、元気に手術室へと向かわれました。手術室は、楽しいので皆さんもぜひ一緒に脳神経外科看護を楽しみましょう!とのことでした。
聖麗メモリアル病院

【所在地】
〒319-1235 茨城県日立市茂宮町841番地
TEL 0294-52-8500/ FAX 0294-52-8511

【診療科】脳神経外科
【病床数】72床

看護どっと合言葉の病院記事はこちら
【編集後記】
病院として非常に勢いのある聖麗メモリアル病院。その病院を支えるスタッフを取材してきました。 手術件数や救急受け入れ件数を見ればすごく忙しいイメージがあるかもしれません。 しかし、取材を受けてくれたお二人もその他のスタッフもにこやかに仕事をされていたのが印象的でした。 その一つの理由として、看護師ひとりひとりが病院から期待をされているのかなぁと感じました。 おそらく、実感はないと思います。でも何となく感じて気分よく仕事ができる。 だから、その期待にこたえようと頑張って仕事をしてくれるのでしょう。 患者さんも看護師も全国から集まりつつあるようですよ。 「やりがいを感じる」というのが、人間が働く上で最も必要なものでしょうね。 それが感じられるというのは、もっとも素晴らしいことです。
あおやぎ